１．簡単シリーズ
簡単シリーズは電気知識やハンダ付ができなくてもコネクタで簡単に接続してLEDランプを点灯できます。
コントローラを基準に電源、LEDランプを選びます。コントローラにはミニシリーズ、マイクロシリーズの他、コントローラと電源が一体になったボタン電池コントローラ、電池ケースコントローラがあります。
コントローラによって常時点灯、ゆらぎ、フェードイン・アウト（ホタル）、点滅などの光の演出が決まります。

２．インラインで使用するパーツ
全てのコントローラのハーネス（LEDランプをつなぐ線）とLEDランプの中間につないで使用するパーツです。
コントローラの常灯ハーネスにだけつなげるものと、全てのハーネスにつなげるものがあります。間違ってつないでも壊れませんが機能を発揮できません。

• インラインコントローラ
  インラインコントローラはコントローラの常灯ハーネスのLEDランプの光り方を「ゆらぎ」「回転灯」「フラッシュ」「フェードイン・アウト（ホタル）」「ウィンカー」などの光り方に変えます。LEDランプの明るさはインラインコントローラをつなぐことにより暗くなります。

• インライン調光器
  インライン調光器はコントローラとLEDランプの間につないでLEDランプの明るさを０〜最大まで調整するパーツです。
  コントローラの全てのハーネス（LEDランプをつなぐ線）につなぐことができます。

３．電気知識とハンダ付けが必要なパーツ
LEDは電流をコントロールしなければ破壊してしまう発光素子です。そのため電流や電圧、抵抗などの簡単な電気知識が必要になります。
単に乾電池やバッテリー、リチウムイオン電池など接続すると一瞬でLEDが破壊したりLEDが劣化します。
また、電源への接続にはハンダ付けをしなければならない場合もあります。

• 配線付チップＬＥＤランプ
  コネクタが付いてないのでハンダ付けの必要と、電流をコントロールするための回路が必要になります。電流コントロールの一番簡単な方法はLEDの＋（プラス）か−（マイナス）側のどちらかに抵抗器を直列に付ける方法です。何Ωの抵抗器を付けるかは電源電圧とLEDに流す電流から計算します。（技術情報基礎編を参照）

• 抵抗付チップＬＥＤランプ
  電流制限抵抗器は付いていますがコネクタは付いていないので電源へのハンダ付けが必要です。
  抵抗器は極小（0.5ｍｍ×1ｍｍ、厚さ0.35ｍｍ）なので狭い場所へのLEDの組み込みができます。
  

４．サポートパーツ
ハーネスやコードの延長、ハーネスやコードの分岐に使用しLEDランプ点灯数を増やしたり、電源を分岐させコントローラへの電源供給数を
増ややしたり、丸型LEDランプの光を拡散や、コネクタ・プラグの種類を変換するために使います。